同じアルファベットの言葉とはいえ、ポルトガル語で表現するのはそれを母語としている人たちからしたら当然のことであるが、違和感は否めない。
どういうことかと考えてみれば、日本の宣伝広告に洗脳されている立場としては、やはり英語の、そしてアメリカの影響が強いのだと、こんなところで思わされる。
「We wish a Merry Christmas. We wish a Merry Christmas. We wish a Merry Christmas and a Happy New Year~♪」のフレーズが頭に焼き付いており、挨拶しようとするとこれらの英語が口から出そうになるのに気がつき、口をつぐむ自分がいる。
違和感つながりで言えば、亜熱帯における夏の時期にこの一大イベントを迎えていることも違和感を感じる一つの要因であることは間違いない。
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今週末は2泊3日でBauruという街の友人の家にお邪魔している。サンパウロから西北にバスで4時間ほどいったところである。
金曜日の朝9時のサンパウロBarra Fundaバスターミナル発のバスでバウルについたのが13時40分くらい。
バスを降りて券売り場の方に行くと、友人とその叔母さんが迎えに来てくれていた。帰りのバスの切符を買って、そのままおばあちゃまのお宅へ。でかい。
少し遅い昼食を友人の1親等以内の家族とともに外のレストランに食べに行った後、家で友人の書類作成(日本語)を手伝う。
そしてメインの一族全体の集いは夜の11時過ぎにやってきた。会場のおじさん宅に行ってみると総勢30人以上はいたものと思われる。大家族だ。
そもそも友人のお母さんが5人兄弟で、その子どもたちがそれぞれ2人~3人、さらにその子ども(孫)の世代も5人くらいきていた。パートナーたちも含めればそんな数字になるのである。
基本的にポルトガルの血の家なので日本人は珍しいらしく、いろいろ尋ねられた。
特に宗教に関する質問は考えさせられたが、その話はまた今度。
とにもかくにも、田舎に帰って一族団欒を楽しむ、そんな場を垣間見させてもらった。
家族同士でプレゼントを交換し、ご飯と酒を共に摂りながら語り明かす。それが僕の見たNatalであった。
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あと1時間半でサンパウロへ出発だ。
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