2010年12月4日土曜日

My job

主に顧客情報管理に携わってきたわけだが、そろそろ引継ぎの時期に差し掛かっている。

そこで現状を整理してみようと思う。

1.顧客プロファイル・サービス満足度・製品満足度の各々の調査の月次報告書作成
→主たる仕事。最近は中国人研修生に実動を任せ、チェックに回っていた。彼女も自分も近々研修を終える予定なので今月を目途に周囲へ引き継ぐ。自力で一通り作ってもらい、わからない部分を随時聞いてもらうという形でやれば自分が抜けた後も円滑に回っていくはず。

2.上記顧客調査の回答率向上策
→詳細を見ればいろいろあるが、現在は回答インセンティブ設定という手段を実装する段階。真の意味で結果が表れてくるのには時間がかかるはずなので、しっかり引き継ぎたい。他に我が研修期間中に出来ることがあるとしたら、ディーラーによる顧客の基礎情報(連絡先等)の登録率の可視化くらいであろう。これはシステムプログラミングの外注先の仕事の速さ的に今月前半の間に可視化のためのツールのテンプレートを共有した方がいいだろう。

3.週次で作成していた販促キャンペーン申込者のプロファイル報告書
→12月3日付でキャンペーンへの申込が締め切られた。今週分を最後に、もう作成の必要はない。加えてCRMの上司にノウハウを引き継ぐかは彼女の時間的キャパシティという意味で微妙なところ。

4.在外拠点からの出張者の方々へのアテンド準備
→11月の末にもアテンドがあったが、1月頭にもアテンドの予定が入っている。しかも同時に2組。アテンドの対象が「調査」であるため、質問票の翻訳やサンプル招聘のための準備、「調査」の場のセッティングなどを上司の手足となって手伝える部分を手伝う。そういえば日本との交信係という「大役」も担っている。問題はその上司の方が今度の月曜から2週間ほど休暇を取るということであるが、本人は休暇の間もメールは見るとおっしゃっており、支障をきたすことはなさそうである。いやはや、お疲れ様です。

5.その他社長さんから直接頼まれている仕事
→季節指標を更新する・設定し直すということなのだが、指標作成のための市場データの取りまとめてもらうところから始めなければならない。市場実績データの取りまとめはもう一人の研修生が主たる仕事としているところなので、彼の仕事を待った後、取り掛かる。W杯やらカーニバルやら購買行動に影響を及ぼすと考えられるイベントが多いことが背景。

おおざっぱにいうとこんなところだろうか。1についてはエグゼクティブサマリーに匹敵する資料を作るという大仕事があるが、果たしてできるかどうか疑問符が付くところである。自分の中で未だ踏ん切り(≒「えいやっ」と仕事を済ませてしまう勢い)がついていないので、もう少し自分の中で発酵させてみたい。

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しかしこうして振り返ると自分がこの会社でやってきたことがどれだけ役に立つのか、どれだけ意味のあることだったのか胸を張って言いきることが出来ないのが怖い。

研修を始めてから度々社長さんから直接お話を伺ってきた。参考図書と称して本まで貸していただいた。

その社長さんの構想からすると自分がやってきたことは意味があることは確かなのだが、なんとちっぽけなことか。

11月末の日本からの出張者の方々へのアテンドの際だったか、社長さんが我がマーケティング部を評して「うちのマーケティング部は、まだ20点くらい」とおっしゃっていた。

そして自分の頭の中でも実感として「こんなに時間がかかるものなのか」という気がしている。

バトンはしっかり渡したい。

一方、本来の自分の仕事ではないところで評価されることがあるのだから世の中、不思議である。

具体的に言えば季節指標の作成についてである。

自分がやったことは、ググって季節指標設定のセオリーをフォローした、というだけなのだが、それでも「ズレが少ない」と言っていただいており非常に嬉しい。

どうやら例え四則演算だけを用いた演算でも、そのロジックをきちんと再現できるかどうかというのは重要なことらしい。

どんなに難しい問題を解くよりも、簡単な問題をどんどん解決していく方が偉いという意味で「会社は学校じゃない」とは社長さんのお言葉である。

逆にその「簡単な」問いを立てて解決方法を的確に当てはめる力というのが重要なのだろう。

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