2010年2月26日金曜日

読書ノート#1


浜脇洋二『45歳までにあなたもトップになれる!  リスクをチャンスに変える力』(講談社)

著者は、日本企業の海外進出、外資企業の日本進出、外資企業の会社再建などをやり遂げた人であり、いろんな意味で先輩であり、バイタリティや運の良さに驚嘆しつつも一方で親近感を抱きながらさらっと読めた。

経営学的にはケースの一つでしかないかもしれないが、ブラジルにてお世話になる企業の関係もあって手に取ってみた。

これだけの経験をしている人の話はそうそう聞けるもんではないので、本と出合えただけでもよかった。

本の副題に『リスクをチャンスに変える行動力』とあるが、この本を読むとそのフレーズを裏打ちする経験の数々にただただ驚くばかりである。

・「鶏口となるも牛後となるなかれ」
・卒業の年になっても取得した単位数は卒業に必要なそれの二割
・トップの考えを記録に取ることで経営トップの考え方を吸収する
・「モノ作りへの夢が人々の心を捉える時代だった」
・「人々の活気が充満するサンパウロに魅せられた私は(中略)ブラジルでの事業展開の可能性を報告した」
・「トップが自らリスクを取って、後進の育成に賭け」る
・「プロフェッショナルを仲間に持て」
・「新しいことに挑戦し、かつ目標を達成するという意志の部分は、リーダー本人が持つしかない」
・「事業に国境はない。」
・「Kawasaki lets the good times roll」(1970年代合衆国にて放映のCMより)
・「アメリカ人のやる気とアイディア、それに刺激された日本人のやる気と技術力が混然一体となって無から有を生んだ」
・「日本人自らが、自分たちを世界の中でユニークな存在と考え、垣根を作っている」
・松下の「水道哲学」からBMWの「宝石哲学」へ
・「会社に使われる人間から、会社を使う人間に変わらなければならない」
・「人間というのは誰でも、自分自身のために働くときにもっともエネルギーを発揮するもの」
・『他を謗らず、自らを誉めず、世界同様に治まり候国は上国と心得候』(『菜の花の沖』にて嘉兵衛の言葉)

・現在のブラジルにおける「現地化」は如何ほどのものか
・「現地主義」(という言葉)は当時から意識されていたものか
・「キャリア志向」的思考に今後の日本も飲み込まれるか
・本書登場の主企業2社の現在の採用状況はどうなっているか

2010年2月10日水曜日

初めの一歩

初投稿です。

今日は所属する学生団体の学生会員兼インターン生の集い。

渋谷のカフェに集まって、互いの研修参加動機や目標を確認。今後の動きを共有するなどして小一時間話していた。

参加者3人だけだったけど、もっともっと増やしていきたいよなぁ。。。


僕が所属する学生団体は、主幹事業の運営と、その事業の提供物である海外インターンシップへの参加の双方ができるという、一見すると不思議な団体。でも、その不思議さにこそ奥深さがあるんじゃないかなというのが最近の所感です。その意味でこの集いをより効果的に使って可能性を追求していきたい。


経緯などは追って書いていきたいと思います。