2010年12月4日土曜日

ポルトガル語と日本語と私

週2でやっていたはずのポルトガル語教室も、突然旅行に出かけたり、ものすごい下痢に見舞われて体調を崩したりと、最近はなかなか捗っていない。

それぞれ別の先生に習っているわけだが、どうやらサンパウロ大学の文学部出身という点で共通しているらしい。

しかし一方はプロでポルトガル語と英語、もう一方はプロではないが日本語と英語とポルトガル語(僕との会話における使用頻度実績順)、といった点で大きな違いがある。

いずれにせよ、ブラジルで大卒なんて1割もおらず、その上サンパウロ大学といったらブラジル最初の大学であるからして名門の出である。

いや、ここで言いたいのはそういうことではなく、日本語を教えるのは難しいということであり、またポルトガル語も細かい文法のみならず、豊富な語彙等々、大きな壁として立ちはだかっているということである。

プロではない方の「先生」に対しては、ポルトガル語を教えてもらう代わりに日本語を教えるという、一種の共生関係にある。

ところが日本語について一緒に勉強しているときに「なぜ」と聞かれるとついつい詰まってしまうことが多い。

特に最近は敬語の説明に力を入れている。

敬語の原則を説明するのに、錆ついた古文解釈のための知識を動員するなど試みている。

常日頃自分が何げなく使っている言葉が「何故」そうなるのか説明するのは難しい。

それでもなんとか実例を駆使したり、彼女が持っている電子辞書に頼ったりしながらこなしているが、もう少しすんなり説明したいところである。

プロの方の先生にも日本語とポルトガル語の違いを説明するように求められたことがあり、正直説明に窮した。

向こうがポルトガル語の文を翻訳するとどうなるか、と問いを簡易化してくれたので何とか伝わったものと思われるが、動詞(verbo)と助動詞(auxiliar)と前置詞(preposição)の順番(ordem)が全然違う(muito diferente)とまとめるのが精いっぱいだった。

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しかし思い返してみるとこんなことをブラジルに来てやるとは思っていなかったし、でも、こうした水準の会話を楽しく交わすことできる相手に巡り合えたのは嬉しいことだなと考えざるを得ないのである。

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