2011年1月29日土曜日

上野山荘#1

今回のアルゼンチン滞在は、ブエノスアイレスでもウスアイアでも標記の宿にお世話になった。

ちなみにウスアイアが本館、ブエノスアイレスが別館である。お間違えなく。


<別館@Buenos Aires>

レビューの要望が一部からあったので、その文脈から先に。

・日本人バックパッカー御用達の宿

・観光用ホテルの集積地にあるため治安的にはやや難あり(常に狙われてると思った方がいい)

・(補)サンパウロに比べて欧州の薫り漂うブエノスでは、アジア人の浮きっぷりが半端ない。

・(補)日本人ならなおさら。

・ただし交通の便は非常にいいのでブエノス観光にはぴったり

・ドミトリー生活を苦としないのであればオススメ(安いスーパーは徒歩10分圏)

・オーナー兼管理人のおばちゃん、いい人です。(お世話になりました。)

そんな感じでしょうか。詳細を知りたいという人がいれば、コメントなりで知らせてくれれば可能な限りで回答します。

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飛行機の出発が遅れたため、ブエノスアイレスについたのも予定より1時間ほど遅れた。

そんな中、空港から市内のバスターミナルへ移動、電話したのが別館の電話番号だった。

受話器をとったのは、ツンとした感じの女性の声だったが、その晩は仮設ベッドに泊まることになるがそれでもよければということで宿泊が決定。

空港(EZE)から見てセントロの入口にあるバスターミナルからタクシーに乗るのも癪なので、うろうろしながら何とか辿り着いた。ぎりぎり日が暮れるまえだったこともあり、無事到着。


建物の扉の前に立って見て、ふと何階だったかメモし忘れていたことに気がつく。

なんとなく3階を押したら、日本語の応答があったのでほっと一安心。なかに入れてもらえた。

入ってみると、そこは古めかしい、築30年以上は経っていそうなアパルトメントだった。

加えて螺旋階段に囲まれた空間にあるエレベーターはドア(内・外の2つ)が手動のタイプのものだった。

サンパウロにも手動ドアのエレベーターはあったが、2枚とも手動のものはなかった。

とはいえ、過去にこのタイプのエレベーターで昇降した覚えがあり、むしろ懐かしい感じがした。

3階へあがって、いざ宿の中へ。

アパルトメントの各部屋に2階建てベッドを置き、複数人泊まれるようにしてある。

アパルトメントといっても天井がかなり高いので、広々と感じられる。

台所、冷蔵庫、シャワー、洗濯機、テレビ、インターネット(Wi-Fi)と一通りのインフラがそろっており、かなり快適である。

先ほどの受話器の声は、この宿のオーナーのおばちゃんだった。(この方の経緯については長くなるので、ここでは割愛。)

(Av. 9 de Julioに行く途中に見かけた某社製品。本記事とは関係ありません。)

日本人宿ということで宿泊者は基本的に日本人だけ。

同じ南米ということでサンパウロと同じ心づもりで臨んだブエノスアイレスだったが、思いのほか差異の方が目について困惑してしまい、不安な面が多かった。

そんな時機での上野山荘別館という日本人宿だったので、心休まることこの上なかった。

だがそれにも増して、4泊しただけだが、オーナー兼管理人の伊都子さんにはいろいろよくしていただいた。感謝の念が尽きない。ありがとうございました。


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