その中で割と直球勝負の質問に出会ったので、その回答をここに記しておく。なぜなら「働く」ことに対する認識は、あのブラジルでの8ヶ月の経験を置いては語れないからだ。
したがって、この文章は8ヶ月の経験の結果ということが出来よう。
一方で「働く上で大切にしたいこと」なんて、変わりうるものだし、言語化されているものがどれだけ本当のことを示しているかには疑問の余地がある。
ひょっとしたら「あの時は若かった」と思うのかもしれない。
しかし、これが「いま」である。
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0.これから働く上で大切にしたいことを2つ挙げ、それぞれの理由を書きなさい。
1-1.これから働く上で大切にしたいこと
自分を高められる環境に身をおいて仕事をすること。
1-2.上記の理由
ある場所・状態に留まっているだけでは人間だめになってしまうと思うからだ。ここでいう「環境」とは、一緒に働くことで知的刺激を受けられる人がいる場所であり、また知的な営為(たとえば何かを習得・創造するための試行錯誤)に対して一定の許容を示してくれる場を想定している。もっと言えば、個人にかかわる意思決定を最大限尊重してくれる環境とも言える。もちろん腰をすえて取り組んだり、組織として動いたりしないと達成できないことがあるのは確かだ。しかし、それにしてもその取り組みを通じて自分に何の変化もないということであったら、それは単に「やらなければならない」という義務感や見栄で動いているだけで不健康であると考える。「働く」ということは少なからず人生の時間を仕事に費やすということであるが、どうせ働くなら健康に、わくわくしながら働きたい。
2-1.これから働く上で大切にしたいこと
何らかの形で人類に貢献すること
2-2.上記の理由
これについては特に確固たる理由があるわけではなく、漠然と、そうしなければならない、そうすることが自分に期待されていることであり本分である、と思ってきたからだとしか言えない。自分にとってどんな形で貢献することが最適なのかは未だわからない。しかし、今までお世話になってきた人たちからの期待、そうした人へ恩返しをしたいという気持ち、将来的に期待される友人の活躍、それに負けてられないという気持ち、これらを総合すると上記に至る。
ここで、何を為すのかが問題になるが、現状、答えを出すには自分は知らなさ過ぎると考えているため、現段階で身近にある切り口で歩き始めてみて、その中で何かが見えてくるのを待つしかないと考えている。