2010年4月6日火曜日

大いなる宿題

今日は、本ブログで以前に読書ノートを記した本の著者の方にお会いしてきた。我が研修先の企業(の合衆国法人)にお勤めになられていただけでなく、様々な国の企業の経営に携わられてきた方であり、ご自身が名誉会長をお務めになられている団体経由でアポイントをとらせていただいた。

祖父とほぼ同世代の大先輩でいらっしゃるが、所作や言葉の節々、メールの文面などから非常にお若いという印象を受けた。また、期待をかけてくださっているので、応えなければならないとの思いを強くした。ひとまず、帰国後に研修報告のために再度伺うことについて、必然的に合意が成立したことが嬉しかった。

以下、お話の中で出てきたことの一部を箇条書きにする。

・「現地の視点」を如何に取り込むか;マーケット・イン(⇔プロダクト・アウト)ということ。
・在伯日系企業の役員層における現地人の比率の低さ
・長期的な戦略に基づく欧州系企業のブラジル進出戦術
・日本本社と現地支店とのパワーバランス
・ブラジルにおける日系企業のシェアの低さ
・「日僑」をつくる。

そして頂いたのが以下の宿題。

「ブラジルの地で企業は如何に勝ち、或いは負け、その理由は何か」ということ。

事後のメールにて、短い時間を有効に使うために提案していただいたのが、以下の要点に絞った分析。

・(前提)欧州、韓国勢との比較
・投資の規模とスピード
・人事
・商品
・販売政策の現地化
・本社からの権限委譲

可能な限り、この大テーマを忘れずに臨みたい。

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